TACS佐賀スタッフ・ブログ

今回の演題は、「人工知能（AI）」。
人間はＡＩを使いこなせるのか？
すぐ近い将来の、大変興味深いテーマである。
講師は佐賀大学の中山功一先生。
人工知能の基本から、実用化の状況まで
判り易く解説戴いた。
既に、将棋や囲碁の世界だけでなく、
医療診断の世界でもＡＩが人間の知能を
凌駕している事実が報じられている。
「ＩＢＭワトソン」の活躍は目を見張るばかり。

「人間の仕事の大半は、ＡＩやロボットに取って代わられる」
と、巷では、過激な発言まで飛び出している。
確かに、人間（自然知能）はＡＩ（人工知能）の情報収集・
処理能力には敵わない。中山先生によると
「現時点ではＡＩ（人工知能）は人間に命じられた目的に従って
答えを導き出している（命令を実行している）に過ぎない。
目的を決める事ができるのは人間（自然知能）である。
面倒な作業はAIに任せて、人間はより高度な仕事に
専念すべき」との事。
ＳＦ映画では、自らの意思と目的を持つＡＩ又は
アンドロイド等が出現する。
どうか、暴走する事なく、人間の豊かな未来に
貢献するAIであって欲しいと願うばかりである。、

TACSメンバーCozyOfftimeBlogより