2017年07月07日

<サイエンスカフェ:遥か宇宙の彼方で奏でる調べ>


久しぶりのサイエンスカフェに参加、テーマは「遥か宇宙の彼方で奏でる調べ」。
宇宙の彼方にも音楽があるのか?との興味津々で参加したものの、講演の中心は
宇宙の彼方から地球に到達する「重力波測定の話」との事。2015年にLIGOで
発見されて以来急速に注目を集めているテーマとの事。
宇宙の物質の約25%を占めるダークマター、空間自体の歪み、ブラックホール等
真空のエネルギー等々、説明にはアインシュタインの一般相対性理論の数式等
を使っての講演に、「最先端の宇宙物理学とは??」思わず天を仰いでしまった。
宇宙誕生時には何も無かったとと理解していたものの、「真空のエネルギー」なるモノ
が宇宙一面に存在し、クオーク、陽子・中性子、ヘリウム・水素と変遷を辿って、
全ての物質の起源となっている事等々。
しかし、一生懸命に説明する若手有望な高橋先生の流れる様な話し方が心地良い
音楽に聴こえてしまったのは私だけであろうか。
会場は多くの学生たちに混じって、同世代と思われる数人のオジサン達と共に、
日頃考えた事もない理論に接する機会であった。

TACSメンバーCozyOfftimeBlogより



Posted by TACS at 18:13 | Comments(0)
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